都内の機械式タイプの納骨堂の特徴や利用方法

都内には遺骨を安置するための建物でもある納骨堂が多数点在していますが、都内の納骨堂は限られた敷地面積を有効活用できる機械式タイプが多くあるのが特徴です。敷地面積に余裕がある場所はロッカー式や仏壇式などの納骨堂もありますが、都内でより多くの遺骨を安置できるのは機械式といっても過言ではありません。機械式は可動式タイプで、自動搬送式とも呼ばれています。普段は決められた場所に遺骨が保管されているのですが、遺族が訪れたとき所定の操作を行うことでその場所から遺族が待っている場所まで遺骨が自動的に搬送される方式です。

利用者でもある遺族は専用カードを使い、そのカードを機械にかざしたりタッチするなどでカードに記録されている情報を基に所定の場所に保管されている遺骨を搬送機に乗せて、遺族が待つ礼拝室などに届けてくれます。施設にもよりますが、墓参りする際に遺影がスクリーンに映し出されるなど特殊な効果を行っているところもあるようです。墓参りが終わった後は所定の操作を行うことで、礼拝室から元の場所まで遺骨やお位牌が自動搬送されて保管が行われるなどの流れになります。ちなみに、都内にはロッカー式や仏壇式など個別に遺骨を安置可能にする納骨堂もあり、一定期間が経過するとそこから合祀墓に移されて、他の人の遺骨が埋葬されている場所に一緒に安置され、永代供養が行われるようになりますが、機械式の場合は永代供養が可能なタイプは少ないといいます。

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